かなり前、わたしが尊敬する人が、
ホームページで日記を公開していて、
それを会社の人が熱心に見ているのを知った際、
わたしに助言をした。
「自分のこころだけを曝け出しているだけでは、
 それはただのストリップだけにしか過ぎない」
わたしはその言葉の意味を分かった。
しかし、それはその人のホームページ上で、
書かれた発言だっただけに、
お茶を濁したようにうまく取り繕ってしまった。
本当はその人の言う通りに会社の人たちにも、
腹を割ってそういう風にするのはいいことだから、
そうしようと呼びかけることが良かったことだ。
しかし、そうしなかった。
何故なら、相手に多くを求めたくなかった。
こころを何もかも解き放って求めることは、
信頼関係のない相手には疎ましく思われるからだ。
多くを求めて拒否されて、関係が不味くなるのが嫌だった。
残念ながら、未だに会社の人とは、
そこまでの信頼関係を築けた人は、
本当に片手で数えられる程度だ。
友達の中にも本当に信頼出来るのは少ない。
相手を無条件に、こころ許すこと、それはただのノー天気だ。
信頼関係が築かれて、初めて何かが出来ると思っている。
こころは少しずつ明かされて、
やがて、すべてを分かり合えるものだと思う。
それには相互理解の努力が必要だと思う。
だから、理解できるように、僕は頑張りたい。

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